亲爱的同学们:
大家好!今天是系列节目《老师,我想听你讲故事》的第二期!第一期朱文婧老师的节目播出后得到了各位同学们的大力支持。小编在此表示诚挚的感谢。
今天来为大家朗诵的人,不是别人,正是小编本人。小编为大家精选了一首日本诗人室生犀星《愛の詩集》中的有关童年的诗,并写了解题。这首诗名叫《をさなき思い出》。希望它能勾起同学们自己记忆中的那段童年时光。
原文
をさなき思い出
1
おれはよく山へ登った
山にはいろんな花がさいてゐた
気の遠くなるやうな深い谷があった
そこでよくねころんだ
そのゆめのあとが
ふいと今のおれの胸に残ってゐて
緑緑ともえてゐた
2
松並木は果もなかった
僕はいつもとぼとぼと歩いて行った
そのやうに海は遠かった
僕はいつも泣きながら歩いた
歩いても歩いても遠かった
僕は海の詩をかいて都へ送った
あれからもう十年は経つてしまつた
室生犀星「愛の詩集」
解題
「をさなき思い出」は、1918年に成立された室生犀星の『愛の詩集』の冒頭に載っています。犀星は小説家にして詩人です。この詩は、犀星が20歳前後に書いたものです。詩の中で、犀星は幼い頃の生活を振り返ってみました。幼少時代の彼は、早くも実の両親を失い、室生家の養嗣子になり、その後学校生活をやめさせられて裁判所で働き始めました。純粋でセンチメンタルな彼は、子供の時に見た景色と体験を語り、詩人としての自分の原点に戻って感慨にふけました。
人物简介
田 野
贤达外语学院日语系助教。中国翻译协会个人会员。上海外国语大学日语语言文学专业硕士。2015年赴日本名古屋外国语大学公费交换留学。2016年获研究生国家奖学金。2017年获上海市民办高校新教师岗前培训项目优秀学员以及微格教学实践环节“最具人气奖”。
2017年11月17日